夫婦間における監視の強化 -家庭を支える技術Advent Calendar 2015 4日目 #家庭を支える技術

このエントリーは家庭を支える技術 Advent Calendar 2015 - Adventarの4日目の記事として書きました。
昨年の家庭を支える技術 Advent Calendar 2014 - Adventarに引き続き夫婦間の監視についてです。

fitbit Charge HRの導入

昨年の記事に書いたとおり、バイタルデータを取得できる方法を探り、いろいろ検討した結果、
fitbit ChargeHRを導入しました。
これにより、バイタルデータとして、心拍数を常時監視できることが可能になりました。
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共有方法は、雑に、妻のiPhoneとPCで私のfitbit ChargeHRが紐付いているaccountでログインを行い、必要なときに心拍数を確認できるようにしています。
データの即時性は、fitbitのAll-Day Syncが有効になっていれば、バックグランドでsyncが走るので、fitbitのアプリを頻繁に起動する必要は無いです。(ただし、iPhoneや、fitbit本体のバッテリーがある程度ないと、勝手にAll-Day Syncがoffになるので注意が必要です)
PC経由でのsyncができるUSBドングルも同梱されていたのですが、iPhoneとのbluetoothを奪う弊害があったので、断念しました。

死活監視

fitbitはAPIを公開していて、OAuth2で認証すると、心拍数のデータも取得することができます。*1
rubyで簡単なscriptを書いて、herokuで 10分間隔で稼働させて、その結果をslackに送るものを実装しました。
コードはこちら:tknzk/hralert · GitHub
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日づけまたぎの処理や、エラーハンドリングはまともにやっていないのと、自宅に妻といる時にも稼働するので、その辺をslackから停止できるような機能などは、今後の課題としています。
また、心拍データが取れないことが一定期間続いたら、twilioをつかって電話をかけるということも実装してみたいと思っています。

なぜここまでするのか

昨年の記事でも、ブコメtwitterなどの反応をみると、位置情報の共有とか気持ち悪いみたいな反応が少なからずありました。
今回は、位置情報だけでなく、バイタルデータも共有を始めています。
なぜここまでしているかというと、簡単にいうと、私の健康リスクの問題に起因しています。ざっくりいうと、未破裂脳動脈瘤があるため*2、一人でいる時に問題が発生した際に対応をできるようにするためと、共有することで、妻に安心をしてもらうためです。

以上、健康リスクに伴う不安をテクノロジーの力ですこしでも解消する方法でした。
明日は、ffi さんです。

www.adventar.org

*1:application typeを Personalにする必要があります

*2:瘤自体は小さいので半年に一回の定期検査で経過観察中